2007-08-07 -TZALIK- in Thor |
☆モンスターサイドストーリーズ 第3話 エピローグ 戦い終わってみんなのたまり場に戻ってきたマイルスくん。さすがにヒューゴも懲りたのか、深い海の底に帰って行ったとか。 人質救出の立役者であるジョゼフも脱帽です。 しかしやはり、最後の一撃を決めるまでにジョゼフの働きがあったことも確かなのです。 そこでマイルスくんがお礼を言おうとすると…… ┐(´ー`)┌ このツンデレめ 見た目は小さなカニのマイルスくん。しかし今では勇気と優しさを兼ね備えた立派なカニのマイルスくん。 自分を師匠と慕ってくれるのは嬉しいですが、 甘ったれるな!!(ノ ゚Д゚)ノ ==== ┻━━┻ いつまでも独り立ちしないでどうする! このまま陸で過ごそうというのか! そう、その意気です(´ω`) なにしろ―― そろそろ、お別れの時間です。 強くなりたいのはなんのためだったのか? 強くなれたのはどうしてなのか? マイルスくんはまだ気づいていない様子。 強くなりたいのは私に憧れたからではなく、仲間を守るため。 強くなれたのは私の背中を追ったのではなく、仲間を守りたいがため。 ほら、 私が教えられることはきっかけだけで、あとはみんなを守ろうとしたマイルスくんの心で強くなっただけ。 みんなを大切に思う心があれば、また強くなれるよ。 またどうしても迷ったり辛かったりしたときに人里においで。 いくらでも特訓に付き合ってあげるから。 それじゃ、記念写真撮ってバイバイしましょうか。 せーの! 綺麗にとれました。 私もまた遊びに来ますね。その時はまた特訓して遊びましょう。 立ち去ろうと歩き出した私の背中に飛んでくる元気な声。 うん、これでいい。 きっとまた元気なみんなと会えるさ、心残りもないし。 モンスターサイドストーリーズ 第3話、これにて終了―― あ、忘れてたっ! マイルスくんマイルスくん、あの時のすごいカウンター、私にも教えてくださいよ!! ……え、ダメ? 判らない? そんなあああああ! 私もあの技使いたいのです! あれさえあれば! あれさえあれば! そんなこと言わずに、ヒントだけでもいいから教えてくださいマイルスくん! あ……ちょ、みんな呆れて海に帰らないでー! お願いしますよ、ししょぉぉぉぉー!!。゜゜(ノ□`)゜ ゜。 モンスターサイドストーリーズ 第3話 〜完〜
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