2005-12-16 -TZALIK- in Thor


 レベルが上がって早一週間、今日もゲフェンからスタートです。

過去と未来、あるいは使用前と使用後

 そっくりさん現る!
 ……って、こないだウチのギルマスに拉致勧誘されて加入してきたぴのさんでした。殴りじゃないらしいですよ?('-'*)ゞザンネン

 この日はそのぴのさんとお嬢の方(左)、チーズの師匠(左上)、のんさん(右上)でPT狩りに行かれるとのこと。
 私は70より下か90より上のキャラしかないので、公平くめないのですTT

 行ってらっしゃいませ〜(T_T)/~~~



 ☆☆これ以降、激しくsignネタバレです☆☆
 ※ネタバレは読みたくないけど感想を見たい人はこちら

 というわけで私の方は、ネタバレはすまいと思いつつもsignクエスト佳境。

 ゲフェン←マップからスタートです。

プロファイル

 死者の魂を死の世界へと導くヴァルキリーさん。この世界では直接そういった仕事はしていないらしいですが、やはり冒険者に進むべき道をアドバイスしてくれています。
 「求める物を得るために、重々しく立ちはだかる死を無視し、祝福だけを得ることは出来ない」のです。

 そしてTZALIKは死の世界へ……

セリンさん

 ニブルヘイムの片隅にたたずむ女性。
 彼女の願いは、「(TZALIKと)同じようにヴァルキリーの試練を受け、この重苦しく息が詰まるような死の世界から脱する」こと。
 また彼女は続けます、「この世界には(彼女と)同じ境遇の者がいます。彼らも助けてあげてください」と。


 TZALIKが足を踏み入れたのはとある一軒家。
 奥の方からすすり泣く声が聞こえます。

プロファイル

 迷い込んじゃったのかな? どうすれば帰れるの?

 「わからない。時々やってくる吟遊詩人は『ここを出たいのなら魔女に会いに行け』って……

 魔女。この世界で魔女といえばあの人しかいません。
 ニブルヘイムの城に一人で住んでいる、あの魔女を訪ねました。

 「あなたはどんな理由で私を訪ねてきたのですか?

 TZALIKはあの女の子のことを話しました。

魔女の人

 カラスの羽というアイテム。
 生の世界でも蝶の羽、ハエの羽とありますから……死と生の狭間を飛び越えるにはこういったアイテムが必要なのでしょう。

 早速あの女の子に渡さないと。

喜んでる

 はしゃぐように羽を持ってパタパタ振り回す少女。
 ああよかったなぁ(=´-`)

 ハエの羽や蝶の羽を使ったときのようなエフェクトがあるんだろうなぁ……とTZALIKがほんわか見ていると、とつぜん少女がピタリと止まって――

 振り向きました。泣き顔で。
 ぽいっとカラスの羽を投げ捨てると、

。゜゜(ノ□`)゜ ゜。

 ママのことを想って泣き続ける少女。
 TZALIKにはかけてあげる言葉が見つかりませんでした……。

 


 しばらくした後、罪悪感を胸に再び魔女の元へ。
 なぜあのアイテムは力を使わなかったのか……?

 魔女は静かに言いました。

魔女の人

 それって、つまり……?

 「その少女は自分が死んだと知らず、認めず、生への未練と執着が彼女をあの場所にとらえているのです……

 なんと言うことだろう。
 立ちつくすしかなかった。聖職者といえど一介の人間でしかないTZALIKには、その境界を操作することなど出来ないということか。

 ぽつりとつぶやいた。

 ごめんね、アラキナちゃん。


 。。。。(( T_T)トボトボ
 うつむいて歩いていたら、ニブルのはずれに来てしまったようです。

セリン

 TZALIKがここに来た目的を知っていたかのように語り出すセリンさん。
 ある「印」を探しているのですが、それが悪い意図を持った者の手に渡れば大変なことになると言います。そして、「それを手に入れたら、真っ先に私の所へ来てください」と、生前は名だたるウィザードだった彼女は言います。

 ただひとつ、魔女キルケラの言葉と比べると、何か違和感が……?

 一度地上へ戻ったTZALIKへ、ヴァルキリーが声をかけてくださいました。
神が望んでいるのは盲目的な追従ではなく、自分で考え、信じること」と。

 そうだ。自分で歩こう。

レイキン

 キーパーソンの情報を求めて動き回るTZALIK。
 果てはグラストヘイムの最下層まで……

ごっつい一人旅

 この下の階、ごつミノのいるフロア、SS撮ってる余裕ありませんでしたTT
 ひたすら逃げ回り、タゲを引っ張り(誰もいなかった)、目的地となる場所へテレポテレポテレポ。
 怖かった。゜゜(ノ□`)゜ ゜。



ヘル

 死者の主、ヘル。
 彼女こそが、私の探す「印」を持っている者。
 無理にお願いしてお借りしました。

 正しき道を歩む者の手にゆだねるために。

キルケラ

 その相手とは、魔女キルケラ。この世界を俯瞰し見守ってきた存在。
 魔女は言います。

 「"彼女"は九つの世界の象徴(印)を欲しています。全ての死者を支配するヘルの印を得られれば、ニブルヘイムを出ることが出来るからです

 しかし一度きりしか力を使えない『印』では生き返ることは出来ないという。
 そこで"彼女"は――ダークロードを召喚しようとしている。封じられた魔の力に大恩を売り、蘇る力を得る。

 その代償は――完全体となったダークロードによる、ミッドガルド蹂躙。

 "彼女"を止めなければ――。

 彼女の前に立った私に語りかけられた言葉。

 「私は……召喚に必要な力、すなわち、たくさんの死者の絶望を集めてきました。私の頼みで、あなたが手伝ってくれた魂たちのこと……結果はどうでした?
 結局、救済されたはずの魂も絶望から脱することが出来ずにいる。
 ニブルヘイムにいるアラキナは自分が死んだことを知らない。家へ帰れるという希望を抱いたのに結局は帰れず、さらに大きな絶望を味わった。
 あなたがしたことは結果として苦痛にしかならなかった。

 そう、私は最初からそうなると思いあのようなお願いをしたのです


 ……っ!

 「そして、実際その通りになった。彼女の絶望は増し、私の力になった。
 ダークロードに売る私の魂はそんな力を少しずつためていた


セリン

 「しかし、それしか方法がないなら……生まれ変わるにはそれしかないなら……私は絶対に負けない!

 戦います、あなたと!


 彼女の声に呼応してわき上がる不死の魔物たち。
 そして完全体になる前の、ダークロードの分身。

 いま、ここには私一人。
 ――やるしかない!

ダークロードの分身

 ……………………

 ………………

 ……

 実はこのとき、魔女キルケラに渡された薬があった。
 これを使えば彼女の……セリンの力と記憶を完全に封じることが出来る。
 けれど、使えなかった。

 魔物を退けた私にセリンがつぶやく。
 「1つだけ、聞いてもいいですか? どうしてあなたは印を持っていながら『その薬を飲め』と命令しなかったのですか?
 その印を使えば……私を含むあらゆる死者に、どんな命令でも下すことが出来たのに……


 ……。

 「そうですね……あなたの目を見ればわかる気がします。
 最後の最後まで私に機会を与えてくれていたのですね……そして、それを投げ捨てたのは、私自身……


 ……。

 「ありがとう……空虚な魂だけの私だけど、あなたのような人に会えてよかった。まるで生命を得たような……大切で……暖かい……そんな出会いをくれて、本当にありがとう……
 すべての記憶を失っても、出来れば……あなたに関する記憶は失いたくない……いいえ、きっと忘れません。やっと出会えた生命の温もりだから……


 ふっと、糸が切れた人形のようにくずおれたセリン。
 その彼女を、どうしてか放っておけなくて、抱きかかえてニブルヘイムへ歩き出すTZALIK。
 目の前を光が覆い、気を失って、再び目覚めたのはあのニブルの片隅。

 彼女はまだあそこにいるだろうか……?

セリン

 返事はなかった。

キルケラ

 魔女は言います。
 「彼女もこれで、全てを忘れここで生きていけるでしょう。
 生への執着も、
 ミッドガルドへの執着も、
 あなたの記憶も全て……
」と。


 そういって魔女は私を送り出してくれた。
 けれど、もう一度訪れておきたい場所があった。

 彼女の元へ。彼女から預かったものがあるから。

 もう一度語りかけてみたけれど、やはり返事はない。

セリン

 彼女の思念体の手の中にそっと指輪を乗せて、背を向けたTZALIK。
 不意に、耳に聞こえる音がある。

 「…………TZALIKさん……忘れ……なかった……あなただけは……
 生に対する執着も……その思い出も……全部忘れたけど……あなただけは忘れない……


 そういうと彼女は震える手で、消えそうな弱々しい思念の指で、指輪をこちらに差し出した。

 「私に……残ったもの……あなたと……あなたの思い出が詰まっている指輪……大事に……してね……
  ありがとう…………


セリン

 それが、彼女から受け取った最後の言葉だった。
 カツーン、と乾いた音を立てて指輪が落ちる。それを拾い上げたTZALIKがゆっくりと顔を上げると、そこにはあの『たたずむ女性』の姿があった。

 彼女の目は、何も宿さずただ空虚な闇を見つめている
 しかし彼女は以前のように寂しげに、悲しげに見えない。
 彼女の頬を、一筋の細い光が流れた……

 彼女の唇は、小さくはにかむように微笑んでいる。
 この思い出が、手に輝く指輪と一緒にある限り……

 さようなら、セリン。
 私も忘れないよ。


 ☆感想とか☆

 ……これにて、signクエスト本編はほぼ終了です。
 あとはエピローグにあたる部分を残すのみかな……?

 アラキナちゃん、セリンのエピソードは個人的にツボのいい話でしたTT
 つかキャラクターがかわいすぎるのにあんまりだアラキナちゃんTT

 ひたすら逃げ回るGH最下層、たどり着くまでは驚異のテレポ運(窓手マップは入り口→降り口真ん前にワープ)ですんなり行けたんですが、最下層で謎を解くにも場所がわからず逃げ回りながらウロウロ……w

 ヤマ場のDI戦はあと一回、あと一回!と合計6回も挑戦してソロで撃破したものです。TT
 1回目……どういう攻撃方法か知らないうちに死亡
 2回目……ひたすら殴っては逃げてマニピで座って……と思ったら時間切れ
 3回目……クライアントが不正終了でやり直しw
 4回目……ならばと蜂蜜連打、で撃破するも残りの雑魚相手で時間切れ
 5回目……後ろサンク(生涯初)に切り替えるもDIを倒す時間は変わらず

 6回目……武器をTTiチェインに変えたら効率UP(ぁ

 あとで考えてみたらせっかくの機会だし、PT戦にすればよかったかなと反省しています_| ̄|○
 友達甲斐のない私を許して……_| ̄|○

 で、そのsignクエスト終盤ですが、ギルチャの向こうの皆様ありがとうございました。特にド深夜にも関わらずアドバイスをくださったのんさん、翌日も出勤だってのにおつきあいくださったワルさんありがとうございました。
 楽しかったですヽ(´▽`)ノ
 ネタバレ読んでない人も、読んだけどやってない人も、時間と人脈があるのなら見ておいてもいいかもしれません^^

 お疲れさまでしたーヽ~ノ´ー`)


















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