2004-12-08 -パラス=アテナ- in Sara |
まさかこんな話を、またすることになるとは思わなかったよ。 何日か、何週間かぶりに、騎士で世界に。 騎士になってお金を貯めて、やっと買えた属性両手剣。それも、☆入り。 思えば武器らしい武器はコレと、底値時代に買った村正だけだっけ。 呪いが実装されてからはほとんどこの属性両手剣一本で世界を歩いた。 わたしにはこれで十分だったし、これで行ける範囲が世界だった。 そんな武器を持っていた。 今日もその武器を持ってピラミッドに行こうと思った。 何日か、何週間かぶりに、ピラミッドへ。 ふと、剣を見た。 剣は確かに剣として私の手にあったけれど、少し軽くなっていた。 剣としての重さはそのままに、でもなんだか軽かった。 |
昔はこの剣をよくピラミッドで揮った。 今日も揮った。 刃が奏でる風切り音に耳をふさぎたくなった。 それでも無心に揮い続けた。 少し、元気になった。 悲しかったのは、剣の名前が掠れて読めなくなったことじゃなくて。 その名前ごと、わたしの中から消えてしまったようなこの感じ。 その剣の名前が。 なぜか、いまも思い出せない。 |
それでも、ありがとう。 これからもよろしくね、わたしと作り手のアイスクレイモア。 |
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